なかなかの良本。
中学生の入門向けにはいい本かもしれないけど
とりあえず大人が考える場合のための50の真実を語る上で知っておくべきいくつかの事実を挙げておこうと思います。
意外なことに、数字は知らなかったが、
これが問題視されているということは知っているという事実ばかりだった。

最初に補足としてあげておきたいのは開発援助や経済援助について。

山形浩生
「どこぞのカフェの店先で」
http://cruel.org/ryokojin/


紹介した記事には、少なくとも援助についての問題点だけは書いてある。
本書には50の真実があるが、その大半が
「貧しい国がある。恵まれない人たちがいる。
裕福な国はこんなお金の使い方をしている。
ならそのお金を援助してやれないか等を考えなければならない。」
という論旨だ。

しかし援助の方法も考え物だ。ということは念頭に置かねばならない。
子どもたちにできることを考えようということで
優越感や偏見など無根拠な差別論を与えないか、
逆に無根拠な平等論を与えないか、考えなければならない。

次に環境問題のトリレンマ。wikipediaより
環境問題のトリレンマ … 経済発展、資源・エネルギーの確保、環境の保全の3つをすべて成立させることは出来ない。

どれを優先させるかは考えるべきで、アル・ゴア氏は「不都合な真実」を全世界に発信して環境保全を訴えている。

が、『アル・ゴアにとって不都合な真実』としていくつか論点が出ている。
池田氏あたりがわかりやすく解説してくれている

奴隷の記事一つにしても定義次第だろう。

ふと奴隷について調べたくなったのでいくつか検索しページをめぐる

http://www.apa-apa.net/kok/news/kok150.htmより
「奴隷制は昔の時代のことなので奴隷の気持ちはよくわからないけど、差別はいけないと思います」

と言う言葉に二重のため息が出た。

奴隷の幸せと言う言葉がある。
隷属していても、ある囲いの中にとらわれていても幸せを感じることはできる。
何が大事かといわれれば、僕は今の時点では不条理に死なないことだとしか言いようがない。


世界には貧しい人たちがいて、今日も不条理にどんどん命がなくなっていく。
世界には裕福なのに不条理な環境にいる人たちがいて、
よりよく生きるようにすることと、とにかく生き残ること、が地続きではあるんだけれど違う陸の上に存在する。

まず大人が考えないとね。
とか熱のある頭で考えた。