書評 - アルファ・ドッグ・カンパニー

→最近の自分のファッショナブルな問題の一つが商店街である。
社会の授業で学んだ中で覚えている商店街の事柄といったら
アーケードがある、位のもんだ。

この記事の中では
そのアルファドッグたちの成功の秘訣は、一言で言ってしまえば「大企業には不可能なほど親密なステークホルダーとの関係構築」ということになる
と述べている。

商店街の売りは関係だけなのだろうか。
「日本的経営」の偽善

→技術教育を行ううえで考えることの一つがこの経営構造、産業構造だ。
技術科の学力として勤労感・労働観というものが明示されており、
すなわちキャリア教育の色も強いはずなのだが、実際の授業でどれだけ社会のことに触れているのだろうか。
社会で働いたことのない教師が働くことを教えることは昔から問題視されている。
これに対して多くの回答は現場の話をたくさん聞くしかない、としている。
その上現在は隠された社会構造、働いている人さえ見えない雇用形態の真実。
フリーター問題が本当に働く人の気持ち一つで起きたのか、考えなければならないし、知らなければならない。
でも、社会というか偉い人たちはあんまりそういうの求めてない見たいね


成功するための8つの鍵

→8つの鍵ってことは、どれかを持っていれば扉が開くことになる。
情熱と技術の相乗効果とかそういうのではないということでしょうか。
そこにけちをつけるつもりはないのですが、
具体的にそれらを持ち続けることは結構困難。
自分が常に意識していても体調や環境によって変わってしまう。
「環境は自分で変える」の半分は「君子危うきに近寄らず」、失敗する環境に近づくな
って意味だったりするし、まず何を持って成功と言うか、セルフマネージメントからだね。



惰翻 - ブロガーを鍛える21の方法

→継続の姿勢という点では、BLOGだけでなくいろんなビジネスに当てはまる。
そうか、海外のサイトやニュースを読んで英訳してけば英語力がつくな。


閉じた開発と開いた開発:六本木の二大開発

『New Words』連載 (2005-2006)


→NEW WORD連載読破。
地域とか、歴史とか、そういう文系な部分がよく書かれていた。
土地の使い方。たまに考える。どうなんだろ。三重だと特に駅前の使い方。
人が集まるのだから、商業施設やら商店街があればいいだろうに。
特に津駅はひどい。
塾や居酒屋ばかりなのはまぁいいだろう。
そうそう、人が集まるってことはこういう使い方をしなきゃ。
でも、駅から300メートル以内に普通の民家があるってどういうことだろう。
一等地という風貌も泣く、これが景観を安っぽいものに変えているし、
ここが若者向けの商業施設だったら、どれだけの相乗効果と活気が狙えただろう。
というようなことを通るたびに考える。

近くにコンビニが3,4つ。
居酒屋街のお好み焼きやや鶏ちゃん焼き屋は結構好きなんだけど、
その向かいに平然と塾や予備校が立っているのは学習環境としてどうなんだろうと考えてしまう。
カレー焼きと言うお菓子屋、自転車の小売店、料亭、ケーキ屋、オシャレな床屋が並んでいるのは
少し滑稽でもあるけど、人によっては味があると思えるのだろうか。
高齢者向けの製作を進めているらしいが、誰がターゲットなのかよくわからない町だ。
もちろんその裏には普通の家々が並ぶのだけれど(もっともそのあたりは高級住宅みたいなのが多い)


ジョブズの本当の偉大さは彼が引退してから分かる

→パテントとマネジメントはどちらが大事とか出なく、
どちらも必要だ。
しかもソニーは開発から流通までは10倍労力がかかるといっているし
その間をつなぐものがMOTをはじめとするマネジメントだと思っている。

自分の事を棚に上げる必要性

→内容もさながらなんだけど話の場合わけ、切り分けが丁寧ですごいうまい。
皆分野分けとか理論とかをややこしいからと統一したがるけど、
整合性を問う議論の場合はこういう風にちゃんと切り分けなきゃだし
自分の切り分けもまだまだ未熟だと感じる。


「真夜中のラブレター現象」という失敗

→よくあるんですが、相手がいる仕事に限ってそういうことになるんですよね。
日記のコメントとか。注意が必要です。