文字数が多かったため記事にあげます

>fly-higher さん
コメントありがとうございます。
確かに現場はアナログな人間は多いという現状はあるでしょう。方法論や技術継承の問題はありますが、教師・教職に自分たちを省みろと言っても聞かない現状が多々あります。また一般企業にも効率の悪い人間はいるでしょう。統計的に示されていない以上事例を挙げて全体を語るのは危険です。

1,競争原理が働かないこと(とくに公立校)
→学校は教師の王国です。学級王国と呼ばれるピラミッドの情報伝達が普通でした。「日本人のしつけは?」で紹介しましたが、問題は教員を責める人間が増えていること。
 国で考えればわかると思いますが、王様の権威がなくなれば治安が悪くなるし情報伝達も効率が悪くなり、学習効率が低下する。解決策として力で押さえつけようとするならば体罰禁止の風潮や子どもの管理・監視など、従来以上に労力がかかります。
 記事本文にも書いたとおり代替手段も見つからないし合ったとしても法律的にどうか、それを実現するためのモチベーションやインセンティブはどこから生まれるシステムになっているのか。

2,教員の(多忙かどうかではなく)多忙感
このデータに示されていますが、教員は多忙かどうかでなく、"多忙と感じている"事が重要です。例えば土日の部活は一日面倒を見て数百円の手当しか出ない現状。遠征でもしようものなら自腹です。会社であれば休日出勤にもそれなりの手当が出ます。家族に非難されようとも金と仕事の継続のためならやむを得ないでしょう。
 しかし、休日出勤や残業がマイナスである以上、使命感のある教員以外は、あいた時間があれば自己啓発より自分の時間、家族の時間を取る人の方が多いでしょう。
 日本の教育システムは使命感に支えられていると言っても過言ではありません。

3,成果とはなにか
→教育は産業ではありません。義務教育として人格の完成を促しなさい、知識としてはこれくらいわかるようにしておきなさいと示されているだけです。どこにも高校に進学させよ、偏差値を上げよという事は書いてません。
 その一方で知識面での成果を出せ出せと周りが攻めても教員も児童生徒も息切れするだけです。知識力がほしいなら塾にでも行けばよいのです。
 そういう現状を続ける限り、開き直るか鬱病に陥るか、打開策となる仕組みや技術を持てるのは2割程度だと思ってください。
 教員の鬱率も増えています。疲労感は一般企業の3倍程度だそうです。
http://www.welllink.co.jp/press/files/kyoin_summary_2008-10.pdf
http://jyoushiki.blog43.fc2.com/blog-entry-733.html

4,インセンティブどころか使えるお金も少ない
人数の多い学校や私立でもない限り、教材費・設備費は満足行くものではありません。理科教員などは自腹を切るのも当たり前です。現在教育環境の充実を訴えるべく多くの学者が調査に乗り出しています。データとして示すことができれば何か変わるかもしれないからです。

 教育界がほしがっているのは叱咤激励や競争を煽る言葉ではありません、具体的なサポートとお金です。
研究をされるか、知事になるか、ふるさと納税でもしていただかない限り言葉では教育は悪い方向にしか変わらないシステムであることを理解していただければと思います