日々「俗流若者論」を垂れ流す若者の敵であるオトナたちの多くが「新聞脳」なる影響が見て取れるようだ。新聞を毎日読むという人の脳波を調べたところ特定の脳の活動が低下し、発言や行動に偏りが見て取れたという。

・一日に1時間以上新聞を読む
・2種類以上の新聞を購読し読み比べる
・新聞で得た知識を元に議論を行う
ことが多い人に特に見てとれる傾向のようだ。
また、傾向は強くないが時々このような傾向が見て取れる若者を「半新聞脳」と呼ぶ専門家もおり、半新聞脳な若者が増えているのではと懸念する声もある。
新聞脳の特徴をまとめてみると次のような傾向が見て取れそうだ。
 新聞脳の発症例としては、主に情報のアウトプットの際に偏った思考パターンが出るということが報告されている。発言や行動だけでなく、インターネット上の掲示板などでも見てとれるようだ。



1.ロジカルであれば正しい

 まず最初に、新聞脳と判断される大人の半数以上に、数値などを必要とせずロジカルであれば正しいのだとする傾向が見て取れた。新聞の記事をはじめ、歴史に名を残すような著名人の名言や週刊誌などの記事などに影響を受けやすいという。例えば今回の実験に協力していただいたKさんはこのように話す。
「最近の若者は本を読まない。最近の若者の犯行は昔のように本を読まないからだ。本を読まないとイメージがわかない。他人に迷惑をかけるような犯罪をするものは他人の気持ちを想像できないのだ。」
 確かに昨今の若者による悲劇、たとえば自殺報道や猟奇的犯罪の報道は多い。インターネットなどを開いても若者と見られる書き込みは増えている。
 だがしかし、未成年の自殺に関しては統計も出ており、平成19年度であれば、全体の自殺者数が3万人に対し未成年は550人と0.2%に満たない。この事実を無視し、若者の自殺報道を問題視する傾向に対して、「新聞脳特有の思考パターンや脳の活動が影響しているのではないか」と専門家は見ている。


2.前提をいとわず精神論・抽象論を垂れ流す
 そして、解決策としてどうすべきかを聞けば、精神論を唱えるのも特徴のひとつである。何か問題が発生しようものならまず「自分の気の持ちようを変えろ」と言うのである。
 「早起きができない」と言えば「気がたるんでいるせいだ」とし、「PISA調査で順位が下がった」とすれば「教育のシステムが悪い以前に教師の質が落ちているせいだ。もっとしつけを厳しくすべき」という。しつけを厳しくとは実際にどうするのかと聞くと、「言い聞かせる。訓練させる。本を読ませる」などと具体性のないあいまいな供述を繰り返した症例も報告されている。
 「頑張らない若者が増えた」「地べたに座るなどマナーの悪い若者が増えた」などと主張し、自分に実害がない場合でも、たとえばがらがらの電車内での小声での電話でさえ「ゴホン」と大きな咳をし、怪訝な顔で睨む、などの奇行が報告されている。
 特にルールを守らないことに対して強く批判し、その原因を精神的・抽象的なものに求める傾向があるようだ。
 「頑張らない若者が増えた。」「マナーの悪い若者が増えた」などという言説は俗流若者論として昔から唱えられていたが、実証する決定的な数値は発表されてないことを補足しておきたい。

3.問題の原因を外部に厳しく求めようとする
 また、次に問題の解決を図りたいとき、一つのものに固執して問題を解決しようとする傾向も見られた。特に大半が、テレビや新聞で語られる惨劇の原因を政府や大臣のせいにする思考パターンが見て取れるという。
 若者の奇行をゲームや漫画に求める傾向が指摘されており、近年ではPCやケータイにその原因を求める傾向があるという。
 また、問題の原因に限らず、「他人に厳しい」という傾向も見られるという。会社役員のAさんは「若手社員が悪いのは新人教育が悪いせい」とし、新人教育係のBさんは「大学での教育が悪い」という。
 また別の調査ではこの傾向は講演会や講義のときに後ろの方に座る人間に多く見られるという指摘もされており、条件を整えた厳密な調査が待たれる。

 
4.自分の好き・嫌いで語る
 何かを判断するとき、最終的に自分の好き嫌いで語る傾向も見て取れるという。上司が「自分が好きだから」で会社の社員旅行の行き先を決めた。自分の嫌いな政治家だから投票に行かなかった。などの事例が報告されている。
 専門家によると厳密ではないが、特に「嫌いだ」と主張される被害が多いのは若者の髪形や服装、次に多いのはインターネットやなどの現代技術であるという。
 一方でアニメやゲームに代表される「サブカルチャー」などは批判するものの「タッチ」や「ドラえもん」「サザエさん」など、"昭和"時代からあるものは好きだ・セーフだとする傾向が見て取れるという。
 

5.切り分けができなくなる新聞至上主義
 また、新聞しか読まないものには、特にテレビやインターネットを嫌う傾向が見て取れた。一言でまとめると「新聞と本以外のメディアはただの信号」である。詳しく調べると、新聞以外には、福沢諭吉や夏目漱石などの教養本を好み、新書などはあまり読まず、読む場合も"社会的な地位の高い著者のもの"、"他人を馬鹿にするようなタイトルのもの"ばかりを手に取る傾向が強いという。
 インターネットメディアの使い方を調べたところ「やほーニュース?」との回答が6割、「オークション」が4割、「つーちゃん?」が2割との回答を得た。



 これらの傾向は完全に実証されたわけではなく、まだ仮説段階であり医学的な検証・解明が期待されるところだ。
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