2008年01月

学習が必要のないのが大人だとしたら世間に大人はいない

昨日の記事にどんなジレンマの管理人さんからトラバが入ったので答えます。

丁寧に対応した記事を書いていただきありがたい限りです。

で、問題のここ。

「それ、たぶん違う。」は違うんです(紛らわしくて申し訳ない)
なお、「人間環境次第で悪にも善にもなる」というのは、ちょっと保留させてください。教育という視点や割れ窓理論は確かに興味深いですけれども、「世間的にいう悪い子」と「ネガコメを覚悟なしに行う方」を同列に語るのはうまく理解できません。私の誤読かもしれませんが、まるで「ネガコメを覚悟なく行う方」を子供だとみなしているように感じました。

また、環境次第で変化するのは事実ですけれども、はてなブックマークの仕様によって、コメントする内容が変化するのであれば、私から見ると「道具に振り回されている」ように思えます。お書きになられた記事の大半に同意できるのですけれども、私は上記二点に疑問を感じました。

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良い記事に限ってアド広告が秀逸な件

ブクマされる側だけでなく、道具に振り回されていないかも確認する必要はないでしょうか?
よく切れる刃物と同じで、はてなブックマークも道具ですから、使い方次第ですよね。ただ、ネガコメにしても、逆に絶賛系のコメントにしても、はてなブックマークのスピード(便利さ)に対応しきれずに生じる現象のようにも思えるのです。


という普通の良記事。しかしネガコメに対しての私の結論はこっち。

文句の対象が間違ってるんじゃないの?と思う事がよくあるより
問題の原点としては、文句言う対象が違うんだよ。
「文句を言う」、言い換えると「意見する」というのは積み重ねる事が前提だよね。

好き嫌いの議論を積み重ねても、執着心にしかならない。論者同士、お互いの自己満足か不満だけで終わり、誰も得しない。

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書評-ウェブ時代をゆく-

梅田氏は好きだし、言ってることも大半は同意できるんだけど、前作「フューチャリスト宣言」が良著だったせいか、少し期待はずれ。

メイキング・オブ「ウェブ時代をゆく」より本人曰く
「頭で読む人」には、今回の『ウェブ時代をゆく』は受け入れにくい面があるかもしれません。ちなみに『ウェブ進化論』は「頭で読む人」にもOKな本です。「頭で読む人」というのは、そこに書いているファクトが新しいかどうか、自分が知らないことが書かれているかどうかをチェックするという読み方をします。遠いところから「本に書かれている知」を傍観者として論評します。
 一方、市井の人々、もがきながら生きている人は心で読む。『ウェブ時代をゆく』は「心で読む」人に向けて書いた本であり、そういう人たちにはきっちりとどいていると、感想を読みながら感じています。


僕は本当に頭で読んだのだろうか。

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経団連の3つの労働者

春季労使交渉スタート、経団連・連合会長が会談

日本経団連と連合は23日午前、2008年の春季労使交渉をめぐる首脳懇談会を東京都内で開き、交渉が事実上スタートした。企業業績の回復を理由に組合側が賃上げを強く迫るのに対し、経営側も体力のある企業に限って賃上げを容認する構え。世界的な株式市場の動揺に加え景気の先行きが不透明になるなか、個人消費を左右する賃金がどう引き上げられるかが争点になる。

 経団連の御手洗冨士夫会長は懇談の冒頭で「サブプライムローン(米国の信用力の低い個人向け住宅融資)問題が予想以上に膨らんでおり、資源価格も高騰している。我が国経済は決して楽観できない」と指摘。「悲観論からは生産的なものは生まれない」として、「総人件費のもととなる付加価値を上げることが国民所得(の増加)に直結する」と述べた。(13:45)


忙しくて更新しないつもりだったけど一言だけ。

景気が悪苦なる可能性があるから労働者の賃金を上げない、特に派遣社員とか末端社員の。って論理構造がおかしい。

まぁこの体制でも経団連の偉い方々が生きてる間は日本経済は持ちますわな。

1995年にこれからの日本的経営(pdf)とかいって、経団連さんは「エリート」「いつでもリストラできる人」「派遣社員やアルバイト」にがんがんに分けて働かせようぜーって指針を打ち出しました。

このせいか知りませんが、フリーターやパートタイマー、また高学歴ニートも増えたと言います。因果関係を証明するデータが今手元にないんですが、まぁ偉い人たちが指針だしたんなら、強制力がなくともそういう方向に進みますよね。働かないのを若者自信のせいにする時代はもう終わらせないといけません。

また、いろいろと儲けてる会社が更にもうける仕組みとかいっぱいあるみたいです。
消費税収の23%が大企業へ トヨタ1社で2,291億円
関東学院大学教授 湖東 京至さんが試算

「大企業減税の動きが活発になっていますが、大企業はすでに十分に優遇されています。その最たるものが輸出戻し税なんです」と指摘する


このままだと格差社会がフィリピン化しかねない。

というわけで、後30年後くらいに自分たちの子どもを社会に送り出すときはどんな社会になってるんでしょう。

教師がいくら社会に希望を持たせても、社会に希望がないようであれば意味がありません。希望を見つける力をつけたとしても一部の技術や継続力のある人たち以外は逆に不幸になってしまうんじゃないかとさえ考えます。(その人自身がとかじゃなくて、その人の子どもに所得格差が遺伝するような意味です)

このまま成果主義社会になってもこれから働く人たちは食い物にされるだけ。

履歴書を書いています

履歴書を書いています。

東大生による就職活動論
2つの簡単な質問。
Q1.なぜ「あなたは」この会社に入りたいのか?
Q2.なぜ会社は「あなたを」採用する必要があるのか?



就職活動の全てが集約されている、クリティカル・クエスチョンです。きちんと答えられますか?

■[就職]就職活動は自然体で
正直、先のことはよく分からない。

大学に入ったときから今までの6年間を考えても、自分の世界はすごく広がったし、その影響を受けて、目標や夢もずいぶん変わった。さらに就職し、また違う世界を知れば、変わることもあるだろう。全然、世の中を知らない学生が、そんなに明確に語れるほうがおかしいような気がする。

もちろん、人生目標・将来の夢を持つことは大事だし、それに近づけそうなところに行くべきなんだけど、そんなにガチガチに考えてしまうのも、自分が想定していた以上の衝撃があったときに、つまづいてしまいそう。


わからんくなる
就活しててさ,自分を実際よりも優秀そうに見せる理由がわからない。


すごい分かる。でも、「個性と協調性の世代」特有の悩みなのかも。 続きを読む

betterがbest「無くすより減らす」

技術教育の視点から言えば解決したとしても新たな問題が出るのは当然の視点なのだけれども、今回の実名制も結構ひどい。自分の考えを整理するのも含めて書いておきたい。

弁護士の小倉秀夫氏に聞く ネットでの誹謗中傷問題(中)実名を使うのが基本 それがネットをよくしていく
情報を発信する以上、そこに社会的人格が結びつく必要があり、プロバイダーか、発言者か、誰かが必ず責任を負うべきだということです。

本当にそうでしょうか。だとすればネット小説も自由に発表できない世の中ということでしょうか。

実名と匿名が混在する現在のネット環境では、実名で発言する人はバカだということになってしまいます。実名の人は無限のリスクを負い、匿名の人は負わないということですから。

本当にそうだろうか。まったくもって偏見でしかないと思う。
もし実名の人がリスクを負うのなら全員が匿名で書き込めばいいではないか。
匿名も実名も道具であると考えたらこの答えが分かる。
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「読める行間」と「思考停止スイッチ」

現代人の文章読解能力が落ちたと言うが、ちょっと違う気がするのは気のせいだろうか。

読書感想文「リアル鬼ごっこ」 山田悠介著
世間の評価を色々見てみると、「小説好きは読むな」「大人は読むな」「子供しか楽しめない」などという意見が多いです。ただ、ボクはそのいずれも違うのではないか、と思います。確かに小説が好きな人やまともな言語力を持つ方はこの文体に呆れ返り、読む気にはなれないでしょうが、だからといってそれを子供に読ませるのは間違いです。まだ読解力が未熟なうちにこの本を読ませると、後にどんな悪影響を及ぼしてしまうか、それを想像するだけで恐ろしくなります。「リアル鬼ごっこ」は「一般的な知識と日本語力を持つ人が読み、突っ込みながら怒ったり笑ったりする」という本なのです。


[最近読んだ] 携帯小説
別にこの文化を否定するつもりも排他するつもりもないが、
ファーストフードのような文章ばかりを食べていても体(心)に良くない。
しかし悲観すべき事ばかりではない。
この文章で感動できる人たちが多いということは、
日本はまだまだ情操教育が十分機能していると言うことだし。


ファーストフードの味付けは「読める行間」と「思考停止スイッチ」。 続きを読む

掃除と知的財産:公共物か私物か

先日「学校でどのように掃除をやらせるべきか」という議論をワークショップ形式で行った。

我々のグループでは掃除の目標は掃除を通して公共意識を持つべきという結論に至った。

「自分の教室だからきれいにする」のではない
「みんなの教室だからきれいにする」のだ。

それが分かっていないから町中に平気でゴミを捨てる人もいるのではないだろうかという話だ。

同様にふとしたきっかけで思いついた。『知的財産は私財か公共財か』、である。 続きを読む

勝手にブログ評論

勝手にブログ評論より


めちゃくちゃ・・・笑 続きを読む

WEB墓標

[追記]もしも、ブロガーが死んでしまったらブログはどうあるべきなのか?
dankogai氏が亡くなられた場合、あの方のブログというのは、ある意味『財産』になるのではないだろうか。


情報発信ツールとして使われるHPやBLOGはたしかに財産である。
しかし、コミュニケーションツールとしての側面から見たHPやBLOGは墓標になる。

墓石・お墓あれこれ
墓標とは故人の一生を象徴化してその人が持った意味を込めるものです。


参考:メディアと怪談とインターネット 続きを読む
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