2008年02月

全てに感謝したい時期

プライベートな話題で申し訳ないが一ヶ月に一度、世の中全てに感謝したい時期がくる。今がちょうどそれである。

履歴書を書いています
結果は後々報告したいと思う。

と言うわけで昨日無事就職先が決まった。
採用してくれた学校の人事の方にもご指導いただいた先生方や後輩をはじめ友人や先輩方、関係者各位、それからあったこともないブロガーをはじめ僕に知見を与えてくれた全ての人に、そして何より親に感謝したい。

自分にとってまだまだ手に余るだろう職場であるが、自分のこれからを悲観するつもりはない。きっかけをいただいた恩師には感謝したいし、教育の恩義は教育で返すつもりでいる。

それから、様々な人に言われたのだが、「これがゴールではない」と言うこと。2年前の11月、ある学会に参加し、ロールモデルとなる先生を見つけて以来情報を食べ物のように収集するようにしてきた。食べ過ぎによる腹痛も起こしたし食べ合わせによる腹痛も日常茶飯事だったが、あのときのどうしようもない学生だった僕より今では135度くらい視界がが開けた気がするしものの見方捉え方も変わった。

長い長い助走期間だったが、やっとスタート地点である。

何気なく日々の学びを記録していこうと思いはじめたこのブログも発信という分野で軌道に乗り始めているように思う。足跡を見ると、RSSリーダなどに登録して更新をチェックしてくれる方々もおられるようだし、コメントをいただける方や取り上げてくれる方々も少しづつ増えてるし、ここ数日ではまなめさんDONTAKTさんにも取り上げていただいている。ありがとうございます。

まだまだ世の中を知らないラムダブロガーではあるのだけれど、これからも何か自分なりに感じた知見を自分の言葉で語れたらと思う。

多分目的と影響力次第

やっぱネガコメは自重するべき
いちいち瑣末な所に突っ込んでなんになる? これらのコメントは必ずしもネガコメとは言えないけども、枝葉末節を突っついていることには変わりない。

で、前から思ってたんだけど、なんでもかんでもネガコメって一緒くたにされているような気がするけど、「反論、異論」と「誹謗中傷」と「枝葉末節の揚げ足取り」の3つは区別するべきじゃないの? と私は思うのだが。


Yamadaさんの放ったエピソードが、引き出した1つの知恵と1つの疑問について
「自分ならこうは書かないのに」とか「あー、せっかくの記事に、なんでこういうこと書くかな、だいなしだよ」みたいにもし思ったとします。それって、前者は私の価値基準を他人様に押しつけて無意識のうちに自分の価値基準で他人様が動くことを期待している可能性があると思います。後者の場合は、ネガコメがつくことでオリジナルの記事の価値が目減りするように錯覚している可能性があると思います。


あー、さすがですジレンマの管理人さん。まとめとか的確すぎて好きです。おいらの結論は以下なんだけど思うところを少し。

WEB時代の倫理観より
一言で「受け入れること」だ。排他的に規制することによる解決より、受け入れにより解決することがどれだけ多くの物事を解決することか。皆それで幸せになる。

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教育現場はコネ不足

最前線で楽しまれている方は良く言われるのですが、それが意外と簡単じゃないんです。言うはやすし、行うはキヨシ難しというか。

学校の授業ってもっとおもしろくできるだろ
 何が違うかと言うと、きちんと楽しませたり、モチベーションを維持させたりというゲームデザインがしてあるかどうかで、ここを埋めてやれば学校の授業だって時間を忘れて没頭できるものにできるはず。

 勉強ができないのは、生徒のせいもあるかもしれないけど、授業がつまんないからというのも大きいと思うんですよね。誰だって、クソゲーを何時間もやるの苦痛だもん。
 苦痛に耐えて忍耐力がうんぬんと言う人もいると思うんですが、モチベーションが高ければちゃんと楽しみながらだって忍耐力つけられるんじゃないかなあ。だってあんなにアホみたいに難しくて、めちゃくちゃ苦しめられた大魔界村も、血のにじむような努力をして、最後はクリアできたし。



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科学者の恋は近似する? 書評-恋する天才科学者-

いやぁ、東京からセミナー会場へ向かう電車の中で大笑いしてしまった。

名のある科学者達の奇行もさながら、著者の「男でも母性をくすぐられる」文才は見事。

科学者の実績を踏まえた上で、その研究手法から性格を読み取る分析力、それに「天才科学者の恋愛」という視点から評価を迫る斬新さ。

この一冊を通して科学の魅力と科学者の魅力と、そして著者の痛さ(「痛い」は私の中では褒め言葉のひとつ。)が読み取れる。


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WEB時代の倫理観

そうなんだよね。価値観の違いを知る、尊重する、争いを避ける。寛大さが重要な力量となる。

道徳教育は公立学校では無理なのダ
☆どこの学校に、「法と法律と道徳」の違いを教えることができる教師がいるというのだろう。教えることはできる。しかし、それはあくまでも一つの価値観。公立学校は、偏った価値観を教えることはできないのが日本の法システム。

☆法律的に罪に問われなくても、良心の呵責を感じる人もいれば、まったく感じない人もいる。そこの境をどうやって教えるというのか。

☆教えられることは、コミュニケーションによって、たがいの価値観の違いを知り、尊重し合い、闘争や葛藤を回避しようという行為ぐらいだ。それが道徳だというのなら、それはそれでよいが、常識からかい離している、こんなメタ道徳は、ますます教師は理解しようとしないと思うがいかに。
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久々に知財話

著作権管理に革命!コピー機に自動的課金システム
日立製作所、日立システム九州、リコー、ゼンリンの4社は、新聞や出版物などの著作物を複写する際に自動で著作権使用料を課金できる新システムの実証実験に成功した。
 新システムは、個体識別が可能な無線ICタグを装着した著作物を、ICチップ読み取り機能を搭載した複写機でコピーすると自動的に著作権管理センターに使用料が課金される仕組み。出力した複写物には特殊な透かしが入り、2次的複写の際にも課金され、無断転用も防止できる。


携帯業界に衝撃、米国企業が多機能携帯の基本特許を取得
【Technobahn 2008/1/26 10:48】米カリフォルニア州のミネルバ・インダストリーズ(Minerva Industries)社が22日付けで米特許庁から許可を受けた特許(US 7,321,783 B2)が米携帯電話業界に衝撃を与えている。

 今回、ミネルバ社が取得した特許はパームサイズの携帯電話に、インターネット接続やメモリー用のスロットを装備したいわゆる多機能携帯電話の基本概念をまとめた基本特許に近いもの。業界ではこの特許があればほとんど全ての携帯電話メーカーに対しても特許侵害の訴訟を起こすことが可能といった見方が強まっている。


一ヶ月以上前の記事を引用してしまって申し訳ないが、思うところがあったので。 続きを読む

漫画家はベタが好き-書評-個性を捨てろ!型にはまれ!

相変わらずタイトルからすごいパンチ力である。一言でまとめるなら、

「個性を語るならまず型から学べ!!」

本書は、ドラゴン桜の作者として有名な漫画家三田紀房によるビジネス啓蒙書。

前半は大いに同意できたが後半の教育を語る場面となると、共感はできるが賛同はできない。

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自分探しをしている君たちへ

技術教育のすごいところは教育内容とその考え方が自分自身を見直す『型』として機能することだ。システム思考なんかはその最たるものなんじゃないかと思っている。

山脇与平によると「技術」には内側と外側の二面性があるという。

内側とは、純技術性(自然性)。物質性や規則性、許容性、動力性、制御性など。

外側とは、社会性。経済性や生産性、手段性や歴史性など。

技術とはなんだろうか。これも色々議論があったが、今は「生産のための道具」として解釈される。知的生産も含めればBLOGやはてぶなども技術となるだろう。

この考え型がどれだけ有用かを知ってほしい。 続きを読む

そろそろ方法じゃなくて目的が悪いことに気付けよ

ゆとりだからとか円周率が3から3.14になったとかそんな話はどうだっていいんだよ。


日本国憲法
第26条 すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。
2 すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。


教育基本法
(教育の目的)
第一条  教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。

(教育の目標)
第二条  教育は、その目的を実現するため、学問の自由を尊重しつつ、次に掲げる目標を達成するよう行われるものとする。
一  幅広い知識と教養を身に付け、真理を求める態度を養い、豊かな情操と道徳心を培うとともに、健やかな身体を養うこと。
二  個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び自律の精神を養うとともに、職業及び生活との関連を重視し、勤労を重んずる態度を養うこと。
三  正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度を養うこと。
四  生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養うこと。
五  伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。

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本当にすごいことは秘密にしたいかも♪-書評-人に教えたくなる数学

ページをめくって1つめから、思わず興奮してホワイトボードに書き出してしまった。(実話)


6年間単位を落とし続けた俺が1ヶ月で線形代数をマスターする方法 -書評-単位が取れる線形代数ノート
多くの教科書はこの「なんの役に立つのか」という視点のバランスが悪い。

そしてそのバランスを見事に戻してくれた本書に感謝したい。

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