2008年02月

現代の病理 ジュケン、ハケン、ホケン

ジュケン。学力で競争する仕組み。

学力なんて君のパラメータの一つにしか過ぎないんだよ。
一人で頑張る必要はないんだよ。
自分が幸せになりたいだけなら、自分が豊かになりたいだけなら、
ほどほどでいいんだよ。どんな状況であれ、気の持ちようで現状に満足はできるんだもの。
ただ自分以外の人を幸せにするには能力がいるんだ。
あなたが多くの人を幸せにしたいとき、初めてジュケンに臨む必要がでてくるんだ。

ハケン。定職を持たず働く仕組み。
好きなことを仕事にしなきゃいけないなんて、だれも言ってないよ。
ただの作業なら機械にやらせなよ。
君がすべきクリエイティブな仕事はもっと他にある。
間に会社を入れなくても、働くことはできるよ。
君が利用してるつもりが、もしかしたら利用されてる事に気付く必要があるんだ。いろんな意味でぎりぎりで働くことが、将来の君を追い詰める。
本当は君の労働はもっと価値があるんだよ。
違和感を持って。その違和感に向かって使命感を持って突き進んで。
そこで使命感を果たすために効率的な仕組みが必要になったとき、初めてハケンに臨む必要がでてくる。

ホケン。リスクを緩衝する仕組み。
いいんだよ、失敗しても。君がまっとうに生きていれば、きっと誰かがフォローしてくれるし、きっと誰かが支えてくれるんだもの。
あなたの仕事もあなたの恋愛も億劫にならないで、傷つくことをおそれないで。だってそれは自分でなく人を幸せにするための行為なんだもの。
そして物理的な失敗でない限り、ほとんど死ぬことは無いんだもの。
ホケンを持つなとは言わない。臆病になりすぎるなと伝えたい。僕だってこわいけど、裸で向かっていくときもあるよ。
もしあなたが失敗して多くの人を傷つけてしまうとき、初めてホケンに臨む必要がでてくる。
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関連:h:keyword:ハイクでセリフ

高度に発達した可能性は無限と区別がつかない

そろそろみんな気付いてるはずだ。何事にも限界があるって。

宇宙の大きさが何となくわかってる事も、

その宇宙の中で人類がわかってることが4%だってことも、

不完全性定理で言葉も数学も限界があるって事も、

不確定性原理で科学的手法に限界があるって事も、

寿命から自分に限界があるって事もみんな知ってるはずだ。

だからこそ希望が見えてくる。

確かに世の中には自分が取り扱えない量の変数があって、その変数×変数は無限に近いほどに大きくて、

だからといっても自分が一生のうちにいける範囲、触れる範囲、できること、みんな限界があるって事に気付いてるはずだ。

自分が頭の中で扱えない量の変数を無限っていってるだけで、本当は限界がある。

大人は自分の可能性が無限だなんて言うべきじゃない。

大人は子どもの可能性が無限だなんて言うべきじゃない。

無限だなんて言うな。

限界を知れ、限界に近づけ、方法を知れ。

お前(自分の)変数は一つじゃないはずだ。限界に近づいたなら次の変数の限界を目指せ。

限界への高速道路はたくさんある。

走り続けろ。時間は限界があるが、思ったよりはたくさんあるはずだ。

検索力、要約力、連想力

さんざん言われてきたがWEB時代の勉強法について。

たまになんで勉強するのかについて「学ぶことが楽しいから」と答える教師がいるが、そんな押しつけがましい教育観を選びたいとは思わない。何もせず生きても楽しいが、学びながら生きることが更に楽しい。そこにそういう事実があるだけだ。

インターネットというインフラ整備が完成されつつある。浸透率的な意味で。
「知の高速道路」とも例えられる学習環境の整備にも大きな役割を示しつつある。特に各ジャンル先端分野の情報は手に入りやすく、ブロガーによるさまざまな視点による議論もおおいに役立つツールとして可視化・定着しつつある。

しかし、インターネットやWEBページだけが学習環境や道具になりうるわけではなく、ストック情報は書籍で、フロー情報はWEBでと棲み分けがなされてくる。棲み分けが進むと「2ちゃんねるはなぜ潰れないのか」でも指摘されていたとおり新聞がその中間・マネジメント層としてバランスを保つまた別の役割が生まれるだろう。

梅田望夫氏がGOOGLEが書籍をデータ化しておりこれから書籍もネットの時代というが、これもバランスを取って書籍はやはり棲み分けの方向に行くと思う。
音楽がデータ化しどこでも聞けるようになっても、レコードもCDも未だに売られているし、記憶媒体としてのMDやVHSもまだまだ衰退の気配を見せない。あと20年たっても数は減れど存在は続けるだろう。

このように学習環境の変化が著しく変わっていくこれからの学校教育では旧来の学習方法+これからの学習方法を教える必要があるのだ。それが検索力、要約力、連想力であると思っている。 続きを読む

6年間単位を落とし続けた俺が1ヶ月で線形代数をマスターする方法 -書評-単位が取れる線形代数ノート

学生諸君。とにかく騙されたと思って学生生協どこ成りで買えばいい。
線形代数学の単位を落とし続けたぼくが一ヶ月で意味を理解し計算ができるようになった参考書を紹介する。

多次元の行列がわかるようになるには2次正方行列と3次正方行列とに代入してひたすら解くしかないと言われていたが、本書はそれを踏まえた上でひと味違う、というのもビジュアルによる解説や重要性をきちんと示してくれているからだ。


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なぜ勉強するのか、教育観を書き出してみる

恩師に教育観を書き出してみろと言われたので書き出してみることにした。
一部を抜粋して掲載する。

最終的にはPPTにしてプレゼンテーションにするつもりだ。
未だに「なぜ勉強するの」と検索でこのBLOGにたどり着く人が多い。
まだまだ青臭い教育理念だが、誰かの考えの参考になることを願う。

個人的にはマネジメントの視点を持った人材の育成がこれから重要になって来ると思う。従来の学校教育は専門家やリーダーを育てるか、クリエイターや消費者層を育てるかのどちらかでしかなかった。中間でのバランス型・マネジメント層の人材育成がこれからの日本をよりよくするだろう。

また、ある社長の話によると日本の企業は1人の天才が99人を食べさせている形になるという。億5000万人のクリエイター及び消費者層を支えるために、150万人の天才を育て、1500万人のマネジメント層を育てる必要がある。これは役割による貴賤などではなく経済におけるバランスを示しただけであることを誤解しないように考えていただきたい。以下、教育者としての教育観である。
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システム思考にも限界はある 書評-入門!システム思考-

学校で学ぶべきはこれだろ、常考 書評-なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?-
なお、比較のためにもう一冊システム思考の本を買ったのでまた別エントリーで紹介する。


というわけで読んでみたが、「なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?」が文系の本だったのに対してこちらは理系向け、工学向けの本。

「なぜ?」の方が非常に丁寧で良著だったためにこちらはなんとも惜しい本となってしまった印象だが、環境問題やマラリア、過疎問題などおもしろい例示もあり時間がない方にはおすすめだろう。
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学校で学ぶべきはこれだろ、常考 書評-なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?-

恩師から1年ほど前にもらった本。最初はビジネス書かと思ったのだが改めて本書のすごさを感じる。ただのビジネス書にしておくのがもったいないくらいだ。どこかの高校で教科書として使ってほしい。

「考え方から考え型へ」が最近お気に入りのフレーズなのだが、本書で紹介されるシステム思考という「考え型」こそ、学校で必要な教育である。エンターテイメントでなく断言したい。

はてなに登録して本気で世の中を上手く変えたいと思う人が多いことに気付く。ブクマネガコメ問題やなどもその一つであろう。しかし、その方法が妥当かを評価する意味でも本書を推薦したい。


そして本書と別の部分でなぜシステム思考が重要か、以下の流れで言及する。

1.マネジメント層の必要性と人材育成の充実
2.ループという考え型
3.学問の外と中
4.たりないのは変数
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餃子問題から見る国際経済格差

小難しいタイトルをつけてしまったがシンプルに説明したい。

毒入り餃子問題で農薬が危険なものだったことが問題になっていたが、
あるニュースで食糧自給率の問題を取り上げていた。

日本は40%しか自給率がなく輸入に頼るしかないと。
むしろ逆である。
日本が輸入に頼るから自給率が少ないと考えられないか。

国の間では経済格差があって、物価の違いがあって、人件費もそれに対応して低くなるはずだ。中国の社会人の月給は日本の10分の一と聞く。とすれば、単純に考えて日本の野菜より中国の野菜が10分の1値段が低いのだ。

安い方から買った方が生産者が得なのは誰が見てもわかる。
200円の餃子の原材料が10円か1円かだけで、単純に収益が10倍変わると考えられるわけだもの。

ニュースの解説者が「徹底的に原因を洗い出すべき」といっていたが、実はこの問題の原因はそういう国際経済格差と、その中で利益重視で生産をするために輸入を行う生産者の倫理の問題ではないかと思うのだ。割り箸問題も同様である。

中国には経済的な難民が3億人いるという話を聞いたことがあるし、その手の環境で働いているのは子どもであったり、農家も生きていくために農薬などを使い売り上げを出そうと必死だ。

そうして働きながら教育の十分でない農家の子どもが大きくなって農薬の妥当な使い方ができないという悲劇も容易に想像できる。多少論理が飛躍するので申し訳ないが貧困がこれらの諸問題を起こすという事は言い過ぎではないと思うのだ。

それから、中国が経済的に成長して、そういう法整備と管理が進み信頼の置ける国になったとしても日本と物価が並べば生産会社はまた物価の安い国に頼むと思う。そしてまた貧困の国から悲劇は繰り返す。

食に信頼性を求めるのであれば、まず世界の貧困を無くすことだ。
全世界に水道を通すだけでどれだけの人が生きることができるか。
今回の事件で日本人が中国に調査に行くのためのお金で世界のどれだけの人数が救われることか。もちろんODAでの日本の援助額は世界一位であることは素晴らしいと思う。

これはあくまで思考実験だが、そうした考えを持たず中国という「国」が悪い人が悪いと責め立てるスタンスが僕は苦手だ。広い視野で見たらいつでもどこでも悲劇の原因は劣悪な環境にあるのだから。

書評-ハル2 哲学する犬からの伝言-

電車での通勤途中にさくっと読めてしまう手軽さはいい。前半は少々子ども向けか、後半は大人が読んでもそれなりに満足する話であった。

オビでは大切な人へ贈る本と謳っているが少々注意が必要だ。絵本や小説のようにこの本を読んだからと言って幸せになるわけではない。この本の内容を咀嚼して初めて幸せになれるのだ。幸せに"なれる"という表現は本書では似合わないのかもしれない。蓮池氏とのコラボレートによる力強さは異常。苦難を乗り越えた人が書いた「幸せはそこにあって感じるものだ。」が本書の第一のメッセージなのだから。

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