書評

日本のしつけはよくなっている? -書評-日本人のしつけは衰退したか-

今夏に読んだ本の中でも最高傑作だったので紹介したい。

1999年に書かれた本であるが、未だ色あせていない。

丁寧に文献をまとめ上げ、事例だけでなく統計を用いて誰もが納得できる一冊。

日々叫ばれる俗流若者論のごとくノスタルジーに浸り若者をハイリスクな集団としても誰も得しないどころか若者が傷つく。次は誰がこのような若者を育てたかという責任のなすり合いとなる。

書評では触れないがそこら辺の原因についても言及されている。つべこべ言わず目を通してほしい。教育の何が変わり何が問題なのかがそこに明示してある。

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知識以上に大事な力を-書評-ロボットが教室にやってくる

 先日、初めて主催した中学生向けのロボットコンテストが無事終了した。

 競技ルールや運営など、大幅に中学生に権限を与え、自分たちのイベントと意識して取り組むこと・ロボットだけでなく祭りをつくることをコンセプトとし、当日まで準備不足や打ち合わせ不足の状況であったが、盛大に盛り上がる大会となった。

 一方で教員の負担や廃材の量、イベントの円滑な運営など課題点・反省点は多々見つかった。改善すべくロボットコンテストの意義などを問い直さなければと考えていたとき本書に出会った。


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僕らを取り巻く息苦しさと・・・ 書評-カーニヴァル化する社会-

パネェ怪著。


2005年第一刷、手元にあるのは2007年の第六刷だが、内容として全く色あせていない。

気鋭の社会学者「ニート」問題の本質をシャープに読み解く

なんてオビは全く無意味。そんな内容は本書において中心的には書かれていない。
現代の病理とも呼べる構造、現状分析など、非常に質が高い。鈴木謙介がなぜカリスマパーソナリティなのかがわかる一冊。


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未成年が利用するケータイサイト-書評-ケータイ世界の子どもたち

12歳からのインターネットと一緒に参考にした書籍。

改めて読み直してみたが、心理学や教育学だけでなく、データや現状、参考文献や資料など、押さえるところを押さえているうえ、世論的な「暴力表現は悪い」「性表現は有害だ」といった親父的小言までを見事に網羅して、バランスがとれている一冊。

併せて今の中学生たちがどのようなサイトを使っているか、調べた範囲で紹介したい。

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ACでアディクティブなヤンキー論-書評-ケータイ小説的。

いや、面白い。

目から鱗どころではない。

頭文字D、浜崎あゆみ、そしてケータイ小説。すべてに通じる若者たち価値観の移り変わり。バナナ色の表紙。

はっきり言う。自分を見る目が変わった。
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仕事で最高の成果を上げる-書評-ドラッカー名言集仕事の哲学

名言とはワインのようなものだ。口の中で転がせば転がすほど味がしみ出る。

マネジメントと言う概念を創ったドラッカーにであったのは大学で研究を行っていた頃。MOTに代表されるように、技術を適切に使う、適切に評価する、新たな価値を創る、と言う行為を学校でどう教えるべきかを検討していた時に出会った。

「マネジメント」は何に対しても重要な概念であり、「管理」という日本語は当てはまらないと思っている。

本書は就職の祝いに恩師にもらった自分にとっては非常に思い入れのある一冊。名言の裏の思想を読み取る、大手企業の重役とかが好きそうな上級者向けの一冊であり、うまく語れる気がしない。

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細部に魂を宿す-書評-日本の職人技

オリンピックイヤー、様々なニュースが連日飛び交っている。

北島選手が、水着でなくそれを着て泳いでいる選手を見てほしいと言っていたが、それだけでは正解ではない気がしていた。

なぜならスポーツ分野において、新たな技術に挑戦し実現してきた職人たちを抜きにしては語れない部分があるためである。


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教育再興のキーワード-書評-インストラクショナルデザイン

恩師が大学でゼミで使っているというので注文して購入。

先輩後輩も先に読み終わったようだ。

行動分析学。教育学、心理学など、教育の基礎として久々に忘れかけていたことを再確認させてくれた。この頭への刺激は心地よい。この手の本は定期的に読まねば。内容も簡単で面白く新書感覚で読める。

インストラクショナルデザインはIDとも呼ばれる。呼び名の通り、ある意味新たな創造論かもしれない。

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子供たちが知的に育つマネジメント-書評-AさせたいならBと言え

一つ前に「子供を動かす法則」のエントリーをおこしたのも本書を紹介するため。

本書はビジネスマンは読む必要はない。その代わり子育てをするであろう父母すべてに送りたいやさしく知的な一冊。

早速本書の冒頭に登場する指示を試してみた。

「はい、へそこっち向けて」

…これはすごい、こうかはばつぐんだ。

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誰でもできるが思いつかない-書評-子供を動かす法則

4年ぶりに読み直したが、また新たな視点を得ることができたあたり非常に良著。
知る人ぞ知る一部教育者のバイブル。読みなおして数日たったが非常に書評が難しい。


学習が必要のないのが大人だとしたら世間に大人はいない - BUILDING AND DEBUG ERROR
大人も子どもも(世間的な)間違いを起こす存在であることは変わりません。むしろ凝り固まった思考や忙しさによって世間に対する適応力(適応する時間)が少ない分大人の方がタチが悪いのかもしれません。子どもであれ大人であれ自分の行動に責任は生じますし、「知らなかった」で済むのも範囲は違えど限界はあります。子どもといわれると反射的に不快感を示す方もおられますが、大人も子どもも地続きで本質的には同じものだと思っています。


すなわち子供が動く原則は人が動く原則である。

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